日本人開発者の手による PCIe NTB の Rust 実装ドライバが、Linux カーネル 6.20 系で正式に上流マージされた。Rust 採用が進むカーネルツリーで、国内発のメインライン採用は数えるほどしかない。
開発者は東京の半導体ベンチャーに所属するエンジニアで、業務外の個人活動として 2 年前から実装を進めてきた。レビュー過程では C 実装との API 差分が議論され、最終的に Rust の型安全機能を保ちつつ既存ツリーへの後方互換性も維持する形に落ち着いた。
NTB は 2 つの計算ノードを PCIe 経由で結合する用途で使われ、HPC や高密度サーバーで需要がある。今回の採用で、商用 Linux ディストリビューションへの取り込みも視野に入る。
